日系プロダクションのプロデューサーとの会話

ロサンゼルスにきて、3週間。大量の営業メールへの反応も虚しく、関わったのはAFIの学生映画のみ。僕は、悶々とした日々を送っていました。

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そこで僕は、日系のプロダクションにコンタクトをとってみることに。

ロサンゼルスには日本人が多いこともあり、日本のCMをLAで撮影するときに活躍するプロダクションがいくつもあります。メールをしてみたところ、1つのプロダクションから返答があり、会えることになりました。

そのプロダクションは、語学学校の紹介映像や日系企業のプロモーション映像をメインとしていました。ノーライトで、ディレクター兼カメラマンがEOS的なものでさくっと撮影。そのままオフライン編集、ノートPCでYouTubeにアップして完パケという流れの典型的な日系プロダクション。正直なところ、僕の出る幕ではないという印象です。

お会いしたプロデューサーの女性は、僕のキャリアを高く評価してくれましたが、やはり「現状の弊社の規模では、振れる仕事はない」とのこと。仕事に繋げることはできませんでした。

しかし、さまざまな話をできたのは収穫でした。

彼女は僕について、こんな疑問を持ったようです。それは、僕のLAでの活動について。「キャリアと実績を考えれば、LAに完全に移る前に、日本にいながらハリウッドでの仕事を受けることが出来たのではないか。日本での仕事を維持しつつ、少しずつコチラに進出した方が、経済的な負担も少なかったのではないのか。」ということです。

確かに、その選択肢もあったと思います。だけど僕自身が日本での現状に疑問を抱いていて、日本で築いてきたクライアントベースをゼロにしたところから勉強し直したいと思った。その為には、日本での活動を維持するという保険をかけることは、目的と異なっていました。そういう理由もあるけれど、そもそも、これが僕の生き方なんだと思います。自分だけで、全くゼロから何かをやってみるのが好きだから。そこに尽きるのだと思います。