NARRA DESIGN

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関ジャニ∞ "LIFE~目の前の向こうへ~"
ミュージックビデオ

2010.7 制作SEP 監督井上哲央

美術今井伴也
美術助手岩瀬直美
谷口絵梨果
秦麻衣子
鈴木麻里
西川公絵
飛行機格納庫リサーチエアロテック
部品提供東京航空専門学校
ダイフクプラスモア
タフゴング

予算の割りに、飾る範囲が広くて大変難儀しました。でも最後にはバッチリかっこよく出来上がってよかったです。ウチの助手も全員総出で、さらにたくさんの方々の力を借りました。撮影中も広い現場を走り回って、重たい飾りを動かして、、、汗と水とパテの泥とみなさんの善意にまみれて作り上げることができた、幸せな作品でした。

とにかく飾る範囲が予想より広くて、予算にまったくはまらなくって、ロケハン後に途方にくれてしまった瞬間がありました。そんなとき、事務所で悶々としていてもらちがあかん!と思い立って実際の飛行機の格納庫にいきなりおしかけて、とりあえずリサーチをゼロからやりなおそうとしました。そんな勢い任せの行動から、物事を解決に導く出会いにめぐり合うことができた気がします。大事なのは向こう見ずさ、そして真摯さ。助けてくれる人はどこにでもいるものです。というか人は助けあって生きていく社会的動物なのだから、自分が心を開いていれば、道は必ず開けるんだと思いました。なんか自己啓発本みたいになってきたのでこれはこのへんでやめます。

飛行機の格納庫のような空間。でも実際はただのコンサートホールで、あるのはだだっ広いスペースのみ。カメラは2台で、そのうち1台はクレーンに乗っている。画角が広い!とにかく広い!物量!物量が足りない!!ピンチ!そんな中こっちが用意できるのはとても限られている。巨大なエンジンとかタイヤとかは、運搬だけで金がかかるし、そもそもロケ地の入り口を通らない。結局はいつものイントレ、木箱、金網フェンス、と、他でやったのと似てきてしまう。でもって真ん中でバンド演奏なんてしようものなら、「できるだけ似せないでください」といわれたTOKIOのAdvanceに似てくる、、、、、(偶然にもこっちもウチが美術をしていたし)。

現場で、持ってきた装飾をいざ飾ってみると、やっぱりTOKIOっぽくなっている、、、、モニタを見てもいまいちパッとしない、、、。ムムムムム、、、、。そっから撮影開始までの1時間でかなりラストスパートとばしました。とにかくああでもないこうでもないとモノを動かして、配置を再構築しなおして、ああ、間に合わない、でもこいつをもっとかみてに、こいつを手前に!で、いざカメラがまわった瞬間には、まったく違った空間にできあがっていたのでスタッフみんなでモニタの前で胸をなでおろしました。結局めっちゃかっこよくなってるやん。ここに来ても、実際の飛行機格納庫に行ってリサーチをして、そこの人にいろんな質問攻めをした経験が生きた気がしました。うん、ものづくりってそういうことっすよね。