Kis-My-Ft2ミュージックビデオ

ミュージックビデオ制作インタビュー第2弾は、Kis-My-Ft2の作品。これまで今井が携わった3作品について、こだわった点やエピソードを聞きました。

『Everybody Go』
監督:NINO
制作:エイベックスマーケティング
美術:今井伴也
美術助手:岩瀬直美、木津香織
大道具:タフゴング
電飾:LEDコマデン

「デビュー曲ということで、特有の気合いと期待、思い入れが現場にも溢れていたのを覚えてる。セットも大きく凝ったものが仕上げられて、アーティスト本人も喜んでくれていたんじゃないかな。

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監督が言ったセットのキーワードは“トロン:レガシー”。その前年に公開されたSF映画で、僕も大好きな世界観。だから近未来色の強いセットにしたよ。

ローラースケートを履いて踊る曲だったから、そのダンスを魅せるためにステージを二段にして坂を作ったり。ただ、坂は少し危ないかも?ということで、最初は手すりを付けていたんだ。でも無用な心配だった!こちらが考えていたよりも彼らの身体能力は遥かにレベルが高く、坂も軽々と滑っていて。手すりは不要だねということで、結局は撤去したよ。」

 

『We never give up!』
監督:NINO
制作:エイベックス
美術:今井伴也
美術助手:岩瀬直美、関口優、十河有希
大道具:タフゴング
塗装:ヒラコアート

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「雪の中にある基地をイメージして、全面ガラスの温室のようなセットを作った。それを支える柱の部分はオーダーして作ってもらったんだけど、イメージと違っていたから自分で全部やり直した。天然岩を切り取ったような斑模様に、石のザラついた質感にしたかったんだよね。
ただ、後になって考えれば、そもそもオーダーしていたものが複雑すぎたのかなぁとは思う。内容に対してそれほどの予算も提示できなかったし、クオリティを要求しすぎてしまったのかもしれない。」

 

『アイノビート』

KISMYFT23「この曲では、2種類のMVを作った。1つ目はアンプを積み上げて、カッコいいテイスト。2つ目は近未来的なダンスバージョン。この2つ目のセットは当初、真っ白な背景にする予定だったんだけど、それだと既視感あるなぁ、何処かで見たことあるよなぁと思って。背景をグラフィティ(スプレーアート)にしようと提案したのね。そこで、グラフィティ・アーティストのCHOB-ONE(チョビ-ワン)さんに依頼。白黒で抽象的な柄、ということくらいを伝えて、あとはお任せした。

カメラを通して見ると、“ここをもう少しこうして……”などの要望も出てきて、ワガママも言ってしまったけれど。スプレーだけでこんなにもカッコいいものができるんだ!と感動したし、本当に良い背景が出来上がったと思う。」


最後に、アーティストやスタッフの印象について聞きました。

「グループが凄くまとまっていて、お互いがお互いを立てながら作品に向き合っているという印象。あと、さっきも話したけど身体能力の高さ!歩くようにローラースケートで滑っていて、さすが!と思ったね。

特にデビュー曲では、アーティストはもちろん事務所や制作スタッフ側もいつにも増して気合が入っていたし、良い緊張感と熱気、期待などが充満する現場に携われたのは貴重だったね。」

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