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IllustratorからAutoCADへ

DXF形式で渡します。ここでちょっと手こずりました。Capture2

まず最初は上の図で一番右にある、全部ひとつのパーツに結合したものを、DXFで出してAutoCADに取り込みました。一番シンプルかなと思ってそうしたのですが、これをやると、AutoCADの動作が遅くなって仕事になりませんでした。ちょっと選択したり、カーソルが上を通過するだけで、物凄い量のスプライン曲線を一気に計算するので、そこで動作がガクつきます。レイヤをフリーズしたりして対処しましたが、最終的にハッチングをいれる時に、まったく動かなくなってしまいました。強制終了するか、どこかに途切れ目がありますというエラーが出て、ハッチングができませんでした。

最終図面でハッチングは必要なく、ハッチングは、色を塗ったらこうなりますよ、とクライアントに見せるためだったので、別のプログラムに出してからやってもよかったかなと思いましたが、実は僕が作ったこのDXFファイルを、別の人がさらに作業して、プレゼン図面にする必要があったので、最終的にはDXF出力でないとだめだったのです。AutoCADで螺旋カーブのトレースも骨が折れるし、どうしたものかと考えました。最終的には全部バラバラのパーツになったもの(上の図で真ん中)をイラレから出力して、難を逃れました。ハッチングする時に、いちいちすべてのオブジェクトをクリックしていかなかったりして、面倒だったのですが、それは仕方なしです。。。

今回のプロジェクトではなく、以前に直面した問題を紹介します。IllustratorでアウトラインをとったテキストのアウトラインデータをDXFでAutoCADに渡して、複雑な切り文字を含む図面を作った時に起こった問題です。AutoCADへのインポートは問題なく、図面も完成させて、いざデータをDXF形式で保存すると、保存するのには問題ないのですが、それをもう一度AutoCADで開こうとするとエラーが出て開けなくなる時があります。いつもというわけではなく、Illustratorで作ったデータで、特定の条件がそろった時だけに発生します。よくよく調べてみると、イラレから吐き出されたDXFファイルをAutoCADで編集した時に、DXFファイルに「*」文字が挿入されて、次にAutoCADで読み込んだ時にエラーを返してきます。Illustratorで書き出したファイル自体に問題はなく、AutoCADが自分で編集した時に起こることなので、自分で作ったファイルくらい自分で開けよ、とか思うのですが。最終的にはテキストエディタでDXFファイルを開いて「*」を取り除くと、再度ファイルを開くことができました。このDXFファイル、ほかのプログラムでは開くことができます。なので、AutoCADで出したファイルを、もう一度AutoCADで開こうとした時だけ引っかかる事例です。とても稀なケースですが、稀なだけに、どこにも解決方法が載ってなくて、解決するのに苦労しました。

AutoCADでの製図

Captureこれは普通です。この画像では制作工程がわかるようにパーツごとに色分けしたりしてますが、プレゼン用図面はすべて塗りつぶされたりします。5/8インチ角のフレームたちは、同じ厚みの鉄板をウォータージェットでカットする予定だったので、その部分だけ別のレイヤーに分けてショップに渡す必要もありました。

一点、ハマった箇所を書いておきます。斜めの線同士が重なる交点を基準にしてMIRRORコマンドをすると、若干ずれる、という点です。最小単位の設定とかの仕方で修正できたのかもしれませんが、見つけるまでかなり苦労しました。このデザインでいうところの、中央の緑の部分の真下と、左右の両側にひし形の形をした部分がありますよね。これを作る時に、右面だけ作って、MIRRORで反転させた時に、1/32インチだけ、コピーされた図形が、しかるべき位置からずれたのです。パッと見気づかなかったので、その後もある程度作業をすすめてから、あれ?ずれてるじゃん?となってしまいました。何度も試した結果、斜めの線を交差させてその交点を、MIRRORの基準点としたのが、どうも悪かったと、僕は結論付けました。もしかしたら、ほかの理由だったかもですが。とにかく、MIRRORを、別の線の中点を基準に実行したらばちっと決まったところにきました。

あと、スプラインをスプラインのままにしてPDFで書き出すと、PDFファイルをPCで見たときに、線がグニャグニャに見える時があります。印刷すればきれいなカーブで出るんですが、スプライン曲線をPDFでPC上で表現しようとする時に、何かが四捨五入されるのか、表示が汚くなるのです。クライアントに渡す用のファイルは、万が一これで見られて、線が曲がっているじゃないか!と言われたらいやなので、スプライン曲線をすべてポリラインに修正した方のファイル(次の項目で説明しています)からPDF出力しました。

LAに来て一番最初に、そして今でも人に会うと必ず聞かれるのが「AutoCAD使える?」ということです。僕は、AutoCAD LTのサブスクリプションプランを購入しています。

ここまでで図面は完成。次は3Dです。

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