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SketchUpフィニッシュか、ZBrushフィニッシュか

SketchUpも、プラグインを使えば高品質なレンダリング出力が可能なので、今回の場合はSketchUpで出すのが楽かなと、最初は思いました。ZBrushで葉っぱだけ作ってSketchUpに持ってくるか、SketchUpで作ったこのフレームのモデルをZBrushに移して、葉っぱの部分を追加するか。SketchUpから出したOBJファイルは、ZBrushでいろいろと手入れしてあげないといけない手間が必要なので、僕はSketchUpフィニッシュを、最初に試しました。

ZBrushで葉っぱと茎の部分だけモデリングして、SketchUpに取り込む作戦です。結果から言いますと、上手くいきませんでした。SketchUpのOBJインポートが、何となく頼りないプラグインでしか方法がなく、これがどうやってもダメでした。ZBrushが基本Quadのモデルしか出せず、SketchUpが、有機曲面はTriangleになってないと面として認識してくれないので、いたるところに穴の開いたOBJしか渡せませんでした。ZBrushですべての面をTriangulateする方法も、さっとWEBで探したのですがすぐには見つからず、そうこうしているうちにZBrushでフィニッシュしちゃおう!と結論付けて作業を進めました。

SketchUpからZBrushへ

先の項目にも書いたとおり、OBJファイルで渡します。SketchUpから渡されたばかりのOBJファイルは、ZBrushでは手が付けられないようなポリゴン構造になっているので、いそいでRemeshするか、Dynameshしたくなります。僕はまず葉っぱのモデリングを終えて、それをきちんとそれぞれの位置に配置してから、Dynameshして結合しました。

気を付けないといけないのは、インポートされたOBJファイルが、巨大な場合があることです。Dynameshする前に大きさとResolutionを確認しておかないと、不用意に128のResolutionでDynameshすると、30分くらいかかって、出来上がったのは5millionポリゴンのモデルでした、みたいなことになります。僕は一度なりました。「何でこんなシンプルなフレームにこんな時間かかるの?でもまあ、ポリゴンの構造がむちゃくちゃだったからかなあ」などと思って待っていたら、出来上がったモデルがまっ黒(ワイヤーフレーム表示だったため)で、見たら5millionとかなってました。

▼僕はWacomのINTUOUSを使っています。これがないと、仕事になりません。

ZBrushでのレンダリング

rendering_from_zbrush0915ちなみに、僕はZBrushのデフォルトの背景(上が黒くて下がグレーになっているグラデ)が嫌いなので、背景をグレーの絵をImportして使っています。下半分をグレーに、上半分を白からブルーのグラデにしたPSDファイルを作って、地面と空みたくして使う場合もあります。これは好みですね。

あと、全然関係ないけど、ZBrushがPSDファイルそのまま読めるの、何気にありがたい機能だと思います。いちいちJPEGとかで出して、余計なファイル作らなくていいし。

ZBrushのレンダリングは、出力されたものをそのまま使うことはありません。一度レンダリングすると、同時にDepthやAOやらの個別の画像が作られるので、それを全部Photoshopに持って行って、色味なんかを調節します。

ZBrushでDynameshした時に、パーツのつなぎ目なんかが、自然と溶接されたみたいに接続されるので、そこを少しSmoothしてあげれば、鉄の感じがそのまま出ます。Resolutionを調節すると、全部の角の部分が、自動的にちょっと面取りされた感じにもなるので、それも僕がZBrushフィニッシュが好きな理由でもあります。SketchUpも、レンダリング時には自動面取りとか、やってくれたら楽なんですけどね。面が取られてないモデルだと、鉄だっつーのに鉄の質感が出ないんですよね。

ひとつ、ZBrushの難点としては、やっぱり、サイズ感が、なんとなーくでしか設定できないところでしょうか。3Dレンダリングを作る分には特に問題ないのですが、でもやっぱり、この門の高さは11′ 5-3/4″って、きちんと決まってるからには、そこ正確に設定したくなりますね。PreferenceでUnit変えても、最終的なサイズあわせはディスプレイで見たまんまっていうところが、ZBrushの心もとないところです。このレンダリング、のちのち現地の写真と合成する必要もあるのですが、サイズをきちんと設定したくなりますよね。

Photoshopでの合成はシンプルなので特に何も書きません。次のページで、全体の工程のおさらいをします。

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